64期の営業成績の概要 (2015年6月1日~2016年5月31日)
まずは地域社会、関係企業、関係者そして弊社スタッフのおかげさまで、新しい65期を迎えられることを感謝します。
64期は本体事業、無印良品の家事業とも営業成績としては堅調な期でありました。また、今後の経営基盤を強くするための先行投資、準備、挑戦の期でもありました。そんな中で若干でも営業利益を出すことが出来たことは、現在の弊社の堅実な力の現れであると思います。
成績については無印良品の家の引き渡しが11棟と予測より2棟の減でありました。
これは契約案件の1つが不可抗力(ご夫婦の離婚)により契約解除になった等、受注件数があっても各案件の着工が後にずれ込んでしまったため2016年5月中に完了できなかったためです。課題として契約から着工までの効率化と短期化が上げられます。本体事業についても中規模案件を数件引き渡しでき、平均的な期であったと思います。
経営基盤強化の準備としての大きな出来事としてはH28年4月に2店舗目となる「無印良品の家 高崎店」をOPENすることができました。
希望していた人材が予想より早く見つけることができ、急遽前倒しで高崎店OPENの決断をしました。そのため昨年9月より新店舗のためのイニシャルコストやスタッフ増員など経費の部分で今期の営業利益を下げた要因となりましたが、これは先の投資として来季以降きっと実を結ぶと思います。本体事業についても大型案件の受注に向けた確実な見通しがたち、これも来季以降の結果として表れてくると確信しております。
65期は無印良品の家の受注残も多くあり予測としては16棟前後の完工が可能であります。
本体工事については受注予定について明るい材料が多数あり、完工の時期が今期内であれば、決算としては良い数字が上げられると思います。66期完工の案件もあり、工事の着工の時期によって数字は大きく変化すると思いますが少なくとも今期、来期の2期の見通しとしては明るいものになると考えます。人材が限られている中で最大限の成果をあげる綿密な計画を立て実行するとともに、引き続き必要な人材の確保に努めることが65期の宿題であります。
今後も見通すことが難しい社会環境ではありますが弊社スタッフ全員が一歩一歩成長しながら「誠実×信頼」の社是を守って地域社会の幸せに貢献していきたいと思います。
平成28年7月 株式会社 岡部工務店 代表取締役 岡部 聡史
2016年7月29日
カテゴリー:工務店の建築コラム